ロバの耳

余計な一言を気兼ねなく言ってみたい、毒を吐き出すブログ

全くねえ

いきなりべたべたと共感の言葉や褒め言葉を並べ立て、強引に引っ張り出されて会ったブログ友のA子。自宅に招かれ、一緒に出かけと、楽しく、歳を取ってもこんなに親しくなることもあるのだと驚き、とても素敵な人だと思っていたのだが。

100歳を越えて田舎の施設に入っている母親が危ないと何度か田舎に戻る様子に、大変だと同情していたら、ぽろりと、とっとと死ねば良いのにと言うのを聞いて仰天したのは一昨年だったか…。

その母親が先日、亡くなった。ブログには同じく高齢の母親を抱えた人のお悔やみに対し、なるべく沢山会いに行って上げてください。お母様も同じ気持ちのはずですよ、などと返事をしていて、嫌な気分になった。

彼女が会ったというブログの知人たちのことを悪し様に噂していて、そんな人たちには近づかないようにしていたら、相変わらず、ブログでお世辞を言い、その人たちと出かけている。一様にお金のありそうな人たちだ。その彼女は自分が扱う高額な品物をただただ売りたい一心で様々な人に近づいていたのだとやっと分かった。私を金持ちと錯覚していたらしい。

友人から彼女の噂を聞いた。同じようにいきなりべたべた近づいてきて彼女の販売会に連れて行かれたとか。

何度か見に行ったが買わなかったのがいけなかったのだろう。突然、彼女の様子が変わり、私のブログに毎回、1番にコメントを書いていたのに、全く来なくなった。理由が分からず気になっていたのだが。

作品展で出会った人は、彼女にお土産を渡した上に高価な作品を買い、冗談を言い合い、とても仲が良さそうに見えたが、会場を出たとたん、あの人は毒吐きだからと吐き捨てた。私に対する毒もあちこちで振りまいていたのだろうか。

これほど表と裏が大きく違う人間は初めてだった。彼女を本当の友人のように思い込んでいたから、今でも彼女のブログを読んでいる。私に、あの人は...と悪口を並べ立てていた人たちのブログにA子は今でもせっせと気を引くような書き込みをしている。会いにも行っている。友人が非常に多そうなのだが、本当は孤独なのかも。良い友達になれそうだったのに。心が痛い。