ロバの耳

余計な一言を気兼ねなく言ってみたい、毒を吐き出すブログ

数年ぶりに来てみれば…

ちゃんとブログが消え失せもせずに存在していた。ちょっと嬉しい。

 

完全に仕事を辞め時間はあるが今度は体力も能力も毎日ズリズリと下がっていく毎日。動きたくない。やりたいことはあったのにやる体力は消えている。

老後の世界って自分が思っていたのと違う。

両親は二人共多趣味で多数の友人にいつも囲まれていて、二人仲良く、時々喧嘩をしつつ、存分に老後を楽しんでいたように思えたのだが、まあ自業自得、私の場合、ブツブツ文句を言いつつ、結局行動には移せないまま孤独な老後が死ぬまで続くのだろう。

結局、最後に勝つのは長年連れ添った相手が側にいるかどうかじゃないかなあ。

 

35歳で子供3人引き連れてサッサと離婚し、男はもう沢山、心底こりごりしたからずっと一人で頑張ってきたけど、やっぱり疲れたんだろうなと思う。

でも私には無理だ。

エラそーにしている男も同じなのかもなあ。だから大金持ちで選り取り見取りで女性を取っ替え引き替えしていたプレイボーイが若い女に毒を盛られたりしたのかも。

まあ、こちらも相当な婆さんだけど、お相手はやっぱり若い男の方が良いに決まっている。しかも美形じゃなくちゃあねw。といいつつ美形でなくても逃げるだろうなあと、冷静に判断できるのは年の功だw。

海外の大学に通っているとき、美形のゲイの男性と仲良くなった。大男でひげ面で一時漁師をしていたと言うだけ遭って筋肉モリモリ。彼がゲイとはねえと、同級生で彼を狙っていた女の子はがっかりしていたが、彼女はすぐにクラスから振り落とされて退学していった。きつい勉強漬けの毎日でよくまあそんな余力があると思ったのだが…あるわけない。どちらを選ぶかだ。

ゲイの人の方が細やかな心配りが出来るのか、からかいすぎて怒らせたこともあったが、優しい人だった。ソウルオリンピックを見に行くからそのとき会いに行くと葉書をくれていたが、子供たちの反応がどうなるのかとか、この狭いウチにあの大男を泊めるのはなあとか躊躇して返事を出さないでいるうちに別の友人から手紙が来た。彼が亡くなったと。恐らくエイズだったのだろう。

惜しい友人をなくしたと何十年か経っているのに時々思い出す。馬鹿話も深刻な話もでき、存分にかからかい会話を楽しむことができ、力持ちで手伝ってもらえる貴重な友人だったのだ…。

でも、彼との同居は同性の女性との同居以上に考えられないなあw。

結局、一人暮らしが一番良いし、似合っていると結局はそこに落ち着くのだ。