ロバの耳

余計な一言を気兼ねなく言ってみたい、毒を吐き出すブログ

親の責任

三人姉妹の長女だ。

当然、父は色々心配したと思う。

今なら、父は問題視され、警察に呼ばれることになっただろうが、小学校のうちからワタシたち3姉妹にワインやビールを飲ませていた。

それも、男に飲まされてつぶされないように訓練すると言うのだから今考えるとスゴイ。で、3人ともかなりの酒豪となった。父はよしよし、男を先に酔いつぶせと言っていたw。

一緒に酒を飲むときは、カクテルなど、飲みかけで席を立つな、部屋に入るななど具体的な指示もあった。

また、20歳くらいまでは厳しい門限があり、部活で8時を過ぎて帰ったら、警察に捜索願が出されていたこともあった。

その後、海外で10年ほど過ごしたが、自己責任という観念が日本の女性に欠けているのに愕然とする。性善説は良いよ、美しいよ、しかし、それがどこにでも、誰にでも通用すると思うのは大きな勘違いだ。

今回のTOKIO山口の問題でも、もう一人女子高校生が現場にいたようだ。本気で嫌がっているのをその友人は見て見ぬふりをしていたのか。友人の危機にしらんふりをするのは友人ではない。

昔、学生時代に、米国人男性の家に数人の友人と行ったことがあった。1人の友人を膝に乗せその男がキスを始めた。彼女は抵抗もしないし、嫌がっているとも見えない。なのに、後になって彼女が嫌だったというので、なぜ抵抗しない、なぜ嫌だと言わないと聞くと、それが挨拶だと言われたからと言った。

実に馬鹿馬鹿しい、嫌なときは抵抗するものだ。皆で彼女に毅然とした態度をとるように告げたのだが、日本人は勇気を何か発揮してはまずいものだと勘違いしているのではないか。ダメなものはダメ、嫌な者は嫌。当然のことなのに、皆と一緒に叩くことはするのに、腰抜けばかりだ。